16-18, Dez Stuttgart 2日目 I

 メルセデス博物館に行ってみる


シュツットガルト二日目.

メルセデスベンツの博物館が,Sバーンで行けるほどの近くにあるらしいので,クリスマスマーケットが本格化する前,午前中に行くことにします.

で,朝食.写真はないんですがめちゃくちゃ美味しかった...

日本からのツアーにも使われるほどのホテルだったぽいので,ハズレではなかった.ほんと部屋も綺麗なので良いホテルでした.

 そんな朝食を後にして,まずはいつもの中央駅へ.

メルセデスな場所へはSバーンに乗れば良いらしいので,適当に切符買います.

地下は,シュツッドガルトでも流石にちょっと怪しい雰囲気です.



乗ったのはS1.DBはどこの街で乗ってもこの柄の椅子.

自動放送もなーんか聞き覚えのある同じ人です.JR東日本みたいな感じ?

メルセデスベンツ博物館の最寄り駅までは10分強.二つ先の駅

Neckarpark

駅名標にも”メルセデスーベンツ博物館”とあるくらいなので,ここです.なんでも,関連施設が多く集まっている,メルセデスベンツの場所なようです.

で,駅からすぐの場所に,冒頭の派手な建物が...

これが,メルセデス・ベンツ博物館です.

おそらく,シュツットガルドで一番有名な観光スポットかも...



 入っていきますか.

ちなみに,ここに来た理由は普通に見たいってのもありますが,なんでも2月に友人がドイツ旅行しにくるらしく,ここも候補地に入っているから.

事前に下見ですよ,下見...

先に楽しんじゃいましょう


 チケット売り場で,まぁここは英語で全然大丈夫なので,適当にチケットを買います.

 

チケットの他にネックストラップを渡されます,

ストラップはオーディオガイド用で,持って帰って良いそうです.

ガイドはもちろん日本語を借りましょう.

で,エレベーターに乗って展示室へ.

展示はと言うと....

なんと,カール・ベンツ,そして同時期に別の場所で開発していた,ゴットリープ・ダイムラー,ヴィルヘルム・マイバッハらの,初めてのガソリンエンジンから始まります.

この辺の歴史から展示があるってことは...めちゃくちゃ展示の量があるのでは? と,思いつつ,とりあえずオーディオガイドを聞いてみると,これまた説明がめちゃくち長い.

有名な話は,世界初の自動車旅行?らしく,カールベンツの妻,ベルタ・ベンツの100Kmに渡る旅行だそうです.なんでもガソリンスタンドなんてない時代.薬局で薬品を買いつつ移動したそうで....オーディオガイドでめっちゃ説明してくれます.

機械,メカ,クルマ好きにはもう感動もの,涎が出るほどたまらない展示なんですが...

えー,最初の展示室だけで,ゆっくりしてたら30分はかかっちゃうかも? 

これは予想外です

で,引き続き歴史の展示が続いていきます.



で,メルセデスという名前の由来.

当時,車のレースは貴族や富豪の遊びみたいなもので,ダイムラー車の販売をしていた富豪,エミール・イェリネックの娘さんの名前が,”メルセデス・イェリネック”

その”メルセデス”という,響きの良い名前を拝借して,販売したレースカーにつけたのが始まりらしい.

その後,不況により,メルセデスの名前を使っていたダイムラーと,カール・ベンツの会社が合併し.ダイムラー・ベンツになったところで 

”メルセデス・ベンツ”

 ブランドの車が売られることになります.結構意外な理由というか...これは知らなかった...

とにかく,オーディオガイドの分量も展示もすごいので,覚えていないというか...説明しきれないので,色々写真です.




ロゴの変遷.

特徴的な三つの光芒は,ダイムラーの考えで,「陸海空」のでのモビリティー発展を表しているとか.

どこかで見たスーパーカーも...


 F1のメディカルカーやセーフティーカーなんてのもあります.

 

著名人たちの乗ったクリマの展示ゾーンに,日本にゆかりのある車両があるらしいので,探しにいきます.

”Kaiser Hirohito” 

昭和天皇,特別仕様リムジンです.



ちなみに,オーディオガイド,途中で電池切れになっちゃったんですよね,交換しに行こうかと思いましたが,近くにスタッフもいないし,入り口は遠いので,英語の説明文を頑張って読むことにしてました.それでも広くて時間がかかります.

結構,最近の時代のゾーンに入ってくると,安全性の試験車や,環境にも配慮してます.な展示が多いです.



燃料電池の説明と,燃料電池自動車です.

実はトヨタのMIRAIには乗ったことがあって,めっちゃ良かったし,水素はスタンドさえあれば補給も早く,何より航続距離が長いので,普及して欲しいですよね...





その後ろに展示してある白いクルマは,燃料電池のライバル?宿敵?の電気自動車です.

電気自動車.コペンハーゲンではスタンドも多くて流行ってた印象です.


最後の方の展示室はお待ちかね,レーシングカーの展示です.

もはや,ここが見たくて見学しにきてると言っても良いレベル.




F1マシンがこんな目の前に!!!

ミカハッキネン(恐妻家で有名),のマクラーレン・メルセデスMP4-13


ルイス・ハミルトンのMP4-23

最近のマシンとしては,2014年のW05も.




カウルの中やリヤサスペンション,ディフューザーなど,実物はなかなか見れないのでは?

F1ファンには,これまたたまらないはず.






あとは,往年のシルバーアローを見てようやく展示終わりです.

 

ミュージアムショップでは,メルセデスベンツなグッツが売ってるので,魅力的でした.欲しい人は色々買っちゃいそう.  


で....見学にかかった時間はなんと3時間越え!

オーディオアイドが電池切れでなかったら,もっと時間がかかったかもしれません.(10時半すぎに入館して,出たのは14時過ぎ)

ある程度時間に余裕を持って見学するか,1日メルセデスベンツ漬けになる覚悟で予定を立てた方が良いレベル.めちゃくちゃ満足な博物館でした.

この辺で,メルセデスベンツ博物館を後にして,街に戻りましょう.


後編は,飲んで食べまくる冬の移動式居酒屋クリスマスマーケットへ.

とにかく世界最大級は伊達ではなかった.

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