15-18,Sept, Dresden 1日目
二度目のドレスデンへ
前回のベルリン旅行で.「もう一度,今度は泊まりでドレスデンに行こう」と決めていたので.9月はとりあえずドレスデンに行くことに決定.
ドレスデンは近郊にも観光スポットが点在しているそうなので,それらを見ることにします.
というか,ドレスデン,観光スポット多すぎです.
そして,もう一つ....行くべき聖地があります.
Weimar
バウハウス発祥の地はヴァイマール.
建築の聖地がデッサウだとしたら...ここにも行かなくてはなりません,
ただ,ドレスデンからはちょっと遠く,片道3時間.
ただ,これにも勝算があって,先週のブレーメン日帰りや,ベルリンードレスデン日帰りによって,「3時間なら日帰りは可能」 と検証したので,思い切ってドレスデンからヴァイマールへ行ってみることにします.
行くと決めてからの速さは異常で,DBのサイト列車を調べまくり,”3時間”で行ける可能性があったので速攻で予約.宿もいいところを安く抑えます.
この行動力を大学での研究に活かすべきですが,そんなことよりこの旅が,体力的,精神的に留学中の最難関の旅になるとは,この時はまだ思っていなかった...
とにかく,キールのアパートから,いつもより早くに出発です.
で,キールから乗る列車.見つけた時から,ずっと気になっていた行き先があるんですよ.
それは,7:42発の列車の行き先,
Praha hl.n
チェコの首都,プラハまで行くECが1日朝一本,キールから出ています.
この列車は,前回乗ったEC172/173と同じ系統の国際列車.その系統の,キールまで延長運転という形のようです. (プラハ発は夜にキール着)
もちろん,同じルートでの運行で,ハンブルクーベルリンードレスデンープラハになるので,キールやハンブルクからチェコ,そして今回の目的地,ドレスデンまで乗り換えなし行けちゃいます.
ハンブルク中央駅でも,このチェコ鉄道の水色客車はよく見かけていたので,こいつに乗ることになるとは...ちょっと嬉しいです.
ECは取り決めで,食堂車が必須ということで,食堂車も連結.スタッフもドイツ語,チェコ語,英語と3ヶ国語通じるはずなので,これは帰りにでも乗ってみましょう.
牽引は,ドレスデン中央駅までDBの101型です.
なんで,先頭まで来ているかというと,乗るのは一等車だからです.
流石に5時間だし,安かったので予約しちゃいました.車内は予想以上に綺麗で,この前のECと大違いです.見た目的に,もっとボロいレトロな内装と思っていたのは内緒です.
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二月に撮影 |
で,この列車,EC379 Porta Bohemicaに乗ってドレスデンへ.
5時間20分...キールで買ったパンを食べたり,コーヒーを売りに来たので,買って飲んでみたりして移動です.
一等車なので,席から一応料理も注文できるのかな?食べている人がいて美味しそうだった.
ベルリン中央駅は,写真はないけど無事に通過.ベルリンからは2時間です.
そして,無事に一駅前のドレスデン=ノイシュタッド駅に到着するもののなかなか発車せず...
なんでも,中央駅でトラブルが発生しているらしく,「ドレスデン旧市街の方へ急いでいる人は,ここで降りてトラムに乗り換えてください」という放送が...
というわけで,ドレスデン新市街の駅で途中下車します.
トラムでエルベを渡って旧市街へ.
そんなに遠くないし,路線図を適当にチェックして移動します.慣れてる場所で良かった.
今回の宿は...レジデンス城の目の前のいい宿にしたので,チェックインしに行きます.
でも,受付の人がバカにした態度だったので,ちょっと感じが悪かったものの,無事にチェックインします.(レビューを見ると,スタッフによってかなり差があるらしい.ランク高い宿なんだけど...日本ではないので,ドイツで接客など期待してはダメです.)
しかも,部屋はエレベーターのど真ん前,そんな配置あり?って感じの場所.
それでも,部屋に入ってみると,今までのこと覆すような雰囲気でした.
とにかくこのベット.寝心地が良すぎて今後寝坊の危機の原因なります.
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カバンはフレンスブルクです |
今日はマイセンに行こうと思うので,とりあえずフラウエン教会を見て..
いつもの電停に移動して中央駅へ,
ドレスデン中央駅に着いたら,ツーリストインフォでドレスデンカード(Regio)とかいうチケットを買います.
お得かは怪しいですが,これで近郊の交通機関にほぼ全て乗ることができます.(一部除外もあり) とにかく,きっぷについて考えなくていいのは大きいです.
間違えると....屈強なドイツ人に捕まり罰金です.
マイセンはSバーンで行くことができて,乗るのはS1,高架ホームからです.
ホーム上がると,ECが機関車の入れ替え中でした.
S1に乗ってマイセンへ.35分くらいで着きます.駅多いので,結構遠く感じるかも..
ドレスデンのSバーンは,ベルリンやハンブルクのような高頻度の通勤電車,というわけではなく,二階建て客車の機関車牽引,キールで乗るREとほぼ同じってところが面白いかな...
駅から街の方へは歩いて15分ほどかかるので,バスに乗ってもいいかもしれません.
橋を渡ると街が見えてきます.
マイセンには,もちろんマイセン陶器の資料館,工房があるみたいで(最寄駅はS1の終点,Meißen Triebischtal)見学ツアーが面白いそうですが,今日はもう夕方です.
街を見るだけにすることして,さっき橋で見たお城に登ることを目標にしましょう.
ドイツっぽい街並みですよね...
マイセン陶器のアンティークショップなどもあって,場合によっては陶器を安く購入できるそうです.
どう見ても,お城に続く道があったので,進んでいきます.
登ると絶景が待ってます.
あの....街綺麗すぎです,キールにはありません...
テラスに入り口っぽいものを発見したので,ここに入ります.
階段を登って教会の下に出ました.
お城の内部まで来ていたようです.
もう夕方4時なので,入りませんでしたがお城の資料館などあります.
たまに広場でイベントなどもやっているようでした.
教会にも一瞬だけ立ち寄り,そのあと展望台へ.
テラスから見る,エルベ川,めっちゃいい景色です.ほんと羨ましいです.
なんというか...もう景色だけで充分満足なので,下の街に戻ることにします.
教会の先からも戻れそうでしたが,遠回りぽかったので,行きと同じ裏道で帰ることにして,また例の階段へ.
ここからの景色ももう一度眺めます.
めちゃくちゃ綺麗です.
坂が急な裏道を下って街へ.
とりあえず,教会の前の広場くらいは見ていこうかな?
広場へ,レストランはどれも美味しそう.
階段の路地がこの辺にもあったので,マイセンは意外と坂が多い印象です.
あとは,本屋でポストカードを探したりして,駅の方へ帰ることにします.
街は路地などもあって,本当に良い雰囲気でした.
帰りも橋を渡ります.
橋から見るお城も綺麗です.
駅に戻ったっら売店で水と,良さげなポストーカードがあったので購入し.S1でドレスデンまで戻ります.
なんだかんだ1時間くらいかかって,フラウエン教会まで戻ってきました.
夕飯の前にちょっとだけ,ブリュールリュのテラス近辺を歩きます.
レストランゾーンからテラスへ.
テラスからの景色,ここには旅の間何回も,今日だけであと二回来ることになります.
三位一体大聖堂とドレスデン城.
この辺は夕方だと逆光で撮りにくいですね...
君主の行進を見たら夕飯です.
レストラン通りからテラスの下に行き,今日の店へ. (写真の店ではないです...)
えー,アンティークのインテリアが結構人気なお店だったのに,肝心の写真はないんですが,確かに雰囲気も,店員さんの印象も良い店でした.
で,料理はザクセンの名物らしい?
Sauerbraten
牛肉をワインビネガーなどでマリネし,そのつけ汁で蒸し煮にした料理らしく,ザウアーとあるように,酸っぱそうに見えますが,そんなこともなく美味しかったです.
ちなみに,ビールはドレスデン近郊のFeldschlößchenでした,(写真は違う日)
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帰国前日のビール |
駅の入り口に看板がありますね...
ドレスデンのビールとしては日本でも買えるラーデベルガーが有名ですが,Feldschlößchenの方が,個人的にオススメ,結構気に入りました.
夕食に満足したら,またテラスへ.
月がめちゃくちゃ見えます.
橋もちょっと渡ってみることにします.
めっちゃいい雰囲気ですよ...ドレスデンずるくないですか?
ほんと,キール...日本では見ることのできない景色です.
全部渡ると時間がかかるので,戻ります.
ドレスデン城も,綺麗です.
オペラハウスも.
敷居がちゃくちゃ高いところなので,鑑賞する日は来るのでしょうか....
ツィンガー宮殿,中の庭園は夜でも入れます.
結構暗くなってきたので,またテラスの方へ.
まず,橋側からテラス.
とにかく,月が目立つ.
で,テラス側から.
これくらいにして,宿に帰りますか...
宿,ドレスデン城の前なので,便利でした.朝食もつければよかった..
というわけで,初日はこれで終了です,
今日はキールからドレスデン.そしてマイセンまで,結構ボリュームのある1日でした.
あしたは,3時間かけてバウハウス発祥の地,ヴァイマールへ.
ドレスデン中央駅から,7時のICで出発なので,早起きしないといけないんだけど....とにかく,ベットの寝心地がが最高すぎて,寝坊しないか不安です.
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