25-28,Aug,BELRIN 2日目
ついに聖地デッサウへ
二日目,デッサウ・バウハウスへ行きます.
ホテルの朝食は無しにしてしまったので,駅で適当に購入.
やっぱり,ベルリンのコーヒはその都度エスプレッソマシンで入れてくれるので,美味しかった.
フリードリッヒシュトラーセ駅から乗るのはただのRE,デッサウまで乗り換えなしで行ける列車はあまりないので,乗り遅れ注意です.
バウハウスのガイドツアーに間に合う列車を調べておいた方が良いです.
デッサウまで1時間40分です.さっき買ったサンドイッチとパンを食べながら移動です.
レオナルドホテルの会員特典で新聞をもらったけど... ドイツ語なので謎だった.
外見はいつものディーゼルと結構違うものの(ボンバルディア,Talent 2), 車内は似た雰囲気.あと160km/hくらいは平気で出すので結構速い.
ようやく,デッサウに到着です.REなので止まる駅が多くて,長かった.
とりあえず,一度,正面口へ.
バウハウスは裏口的側にあります.
駅からはそんなに遠くない(10分程度)ので,歩いていきます.
いきなり道沿いにあった卓球台.ドイツは卓球も結構強い.
看板もあるので,迷わないはず.
で,しばらく歩くと,見えてきました.あの有名な学生寮のバルコニー!
本物しゃないですか!
この時点で感動もの...だって本物のバウハウス校舎ですよ.
とりあえず,ガイドツアーを申し込む前に,まず,バウハウスのサインを見にいきます.
場所は...バウハウス関連の本を見たことがあるなら,初期の頃の航空写真が載っていて,だいたい校舎の形など検討がつくので,すぐわかるはず.
建築された頃は,確か周りになにもなかったんですよね.
ついに本でよく見るこの場所へ.
B A U H A U S
あまりにも本物すぎて,現実なのかよくわかりません....
とにかく,本の中の写真でしか見たことないものが,今,目の前にあります.
とりあえず写真撮りまくりです.
写真を撮った後は,ガイドツアーの申し込みのためにミュージアムショップへ,通り過ぎた渡り廊下の下にある,赤い扉が入り口です.
で,チケットを買いました,「校舎付近のガイドツアーと,ちょっと離れたとこにもバウハウス関連の建物があって,そこまでバスが出て,参加できますよ」的な感じでした.
ただ,ベルリンへの帰りが遅くなるので,自分は校舎とマイスターハウスのツアーに参加することにします.
全部見たい!な人は,デッサウに泊まるか,ライプティヒの方が,ベルリンよりデッサウに近いので,そっちに泊まるといいと思います.
ちなみにガイドツアーは,全部
ドイツ語
なので,頑張って聞き取りましょう.
(2019年には新しい資料館ができたらしく,英語のツアーが金曜日のお昼にある模様,結構グレードアップされています,)
で,ガイド中は自分はあまり写真を撮らなかったんですが,
1,バウハウス校舎のいくつかの部屋を,解説付きで見学.
全てドイツ語ですが,写真も見せてくれるので,結構わかりやすかったです.
特に興味深かったのは,第二次大戦中の校舎.
バウハウスは,思想的に社会主義的側面が強かったため,”あの政党”からの弾圧が強く(そのため,ベルリン移転後にすぐ閉校してしまう),最先端であったモダンデザインも
”!退廃芸術だ!”
と,罵られ,バウハウス校舎も解体寸前.
ついに,バウハウスは閉鎖されてしまい,どうにか政府の施設としてデッサウの校舎は残りますが,意味不明な改造?というかカモフラージュがしてあったらしく,その写真を見せてもらいました.
結構ひどい見た目なので,参加者全員苦笑いです
空襲のダメージもあるそうなので,バウハウス校舎が残っているのは,結構奇跡的なことなのかもしれません.
※当時デッサウは工業都市として栄えており,特に航空機,ユンカースの製造工場があったため,空襲の対象とされています.
あと,自由には入れないグロピウスの校長室を見学できます.綺麗でした.
2,近くにあるマイスターハウスの見学
内部を解説付きで見学です.もちろんこちらもドイツ語.
マイスターハウス,というのは,教授たちの家のことで,確か二世帯が一つの建物として,パズルのように組み合わさっています.
予想以上にこっちも詳しく解説があり,一番面白かったのは,
「内装は.各教授である程度自由」
だったこと.
特に,パウル・クレーとヴァシリー・カンディンスキーは同じマイスターハウスですが,壁の色とか装飾の感じなど,全然違います.
それぞれの作品の雰囲気が出ているというか...
カンディンスキー側は,”金ピカな壁”があったりと,お堅ーい雰囲気となっていて.優しい感じのクレー側とは正反対でした.
あとは外観の写真などなど
全てドイツ語ですが,バウハウスのことを知っていれば,知っている単語は多いと思うので,ドイツ語のガイドでも,多分大丈夫です!
という感じでガイドツアーでした.満足?というか,もうドイツ語で頭はいっぱい.
脳内はパンク寸前なので,これくらいにしておきましょう....
それで,頭はもういっぱいなんですが,お腹が空いたので,なんか食べることにします.
実は学食?というか,ガイドツアーで見学した劇場の部分の一部が,食堂になっているので,軽食が食べれるようになっています.
憧れのバウハウス校舎で食事ですよ...
とりあえず,レバーヴルストの料理って何?って前から気になっていたので,カウンターでそれっぽいものを注文です.
空腹だし,とにかくここはバウハウス,何食べても美味しい.
この空間で食べるというのは...なんとも言えないものがあります.
ただ,途中でどうしてもということで,ソフトなドリンクを追加してしまいました...
学食とはいえここは観光地,もちろんØlです.
憧れというか,人生の目標の地でビールまで飲んでしまっています....
最高です
もう何も言えません,,,,
満足した後は,外へ.
列車の時間まで,外の写真を撮りまくり
まずは.学生寮から.実は宿泊可能だそうです.
バルコニーに人がいっぱい居る写真を見たことがありますが,実物は結構小さいので,落っこちそう,高所恐怖症の人は,絶対に無理だと思います.
全景を見ます.
で,またバウハウスのサインを見にいきます.
この角度から見ても...本物です.
この後はミュージアムショップに戻って,グッツを買いまくり,そろそろ,ベルリンへの列車の時間ということもあり駅へ...
結構ギリギリ(トイレ的なものを含め)で,券売機を連打して切符を買いホームへ行きました.
とにかく,デッサウには本当に来てよかったです.
2時間かけてベルリンに戻り,夕方18時です.電車で寝てしまうのは危険なんですが,気づいたらベルリン近郊にいました.
とりあえず,フリードリッヒシュトラーセ駅まで行き,宿に一度荷物を置きに行くことにします.
もう,この駅は地元の最寄り駅に近いです.
宿に,バウハウスなモノを置いたら,また駅に戻り,今度はSバーンに乗り夕食へ.
切符は必ず買った上で打刻してください.バレると屈強なドイツ人に捕まります...
なぜかというと,捕まって罰金を払う人をハンブルクより見かけます.屈強な人たちから逃げることはおそらく不可能です.
目的地のSavignyplazとかいう駅まで移動します.
実は,前回のベルリン旅で見つけていたお店があるので,その店を目指します.駅から10分かからないくらい.正直,他の駅の方が近いので,帰りはそっちの駅から帰ります.
で,目的の店を見つけたので,そこで夕食です
とりあえず.ベルリナーピルスを....めっちゃ美味しいです.
で,注文した料理はカリーヴルストです.
レストランで食べたことなかったので,注文してみましたが,やはりレストランの方が屋台よりクォリティが高くてよかった.めちゃくちゃ美味しかったです.
まぁ,昨日同様レストランの人は適当というか...ちょっと怖かったんですが,無事に食事終了です.
美味しかったので,とりあえずよかったのと,名物はやはりアイスバインらしいので,いつかチャレンジしたいものです....
(それで,二ヶ月後,チャレンジすることになります...とにかく量がやばかった.でも,アイスバイン美味しかったです.)
で,帰りはさっきちらっと映ったUバーン,U1に乗ります.
ベルリンの地下鉄は真っ黄色なんですが...銀座線はこれを模した色だったらしい.
車内でも.落書きはどこにでもあります.
乗り換えようとしていた駅の手前で,地上に出ました.
U2に乗り換えます.なんというか,初めてなのに,これも慣れた感じになってしまった...
夕日が綺麗ですが,もう20時も近いという時間になりつつあります.
U-Bahnのドアにはブランデンブルク門が.さすがドイツ再統一の象徴だけあります.
で,降りたのはというと...またしてもポツダム広場です.
昨日と同じく,ブランデンブルク門を見に行くことにします.
徒歩十分でブランデンブルク門,まずは後ろ側から.
正面へ回ります.
で,宿に戻ろうと思い,アンペルマンのグッツショップに寄り,店を出てもまだ明るかったので,もう一度門へ...
また,ブランデンブルク門です.
日が暮れる寸前の写真がよくポストカードになっています.
フリードリッヒシュトラーセ駅に戻りましょう....
昨日余分に買い物してあったので,今日は駅のスーパーに寄らず,川を渡って宿に戻り,今日はようやく終了です.
デッサウは片道約2時間なので,正直ベルリンからは遠かったですが...本物のバウハウス校舎を拝めることができて,本当に良かったです.
一応,人生の目標の一つだったので.これで達成です.
あとは,ヴァイマールのバウハウスに行けば.ベルリンーデッサウーヴァイマールと,バウハウスゆかりの地を巡れたことになるので,これは次の旅ということで...
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行くことになります |
今回の旅行は三泊四日なので,まだまだあって,明日も日帰り片道2時間でドレスデンへ...
なんでも,文化と芸術の街,ということで美術館がとんでもないらしい?です.
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ドレスデン城 |
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