31.Juli Rendsburg
レンツブルク鉄道橋を見に行く
昨日はフレンズブルクに行ったけど(土曜日),日曜日,街はお店とかもほぼやっていないので,「じゃあ暇だし,レンツブルク鉄道橋の下まで,橋を見に行ってみよう」と思ったので,何回かフーズムに行くときに渡る,バカでかいループ橋を見に行くことにしました.
ほんと,理由は「ただ暇なだけ...」
で,キールから,RBに乗って...
橋でキール運河を渡って.
橋は,運河の船を通せるようにかなりの高さの位置にあるので,駅からも見えます.
駅と橋が近すぎるので,ループ橋で勾配を緩めて,貨物列車も通過できるドイツーデンマーク間の重要な物流ルートとして働いています.なので,貨物列車が多めです.
ループ橋自体珍しいもの(世界初の平地でのループ構造)だし,鉄道橋の下に,歩行者と自動車用の運搬橋も付いている点がかなり貴重らしく,建築や土木系の人には結構面白い橋なんだとか.
建設にあたっての立ち退きの経緯なんかも...いろいろエピソードがあるらしいです.
川岸からはこんな感じ,高さは68m,スパン140mの橋が,住宅街のど真ん中にあります.
轟音を立てて,ループから貨物列車が登っていきます.
1913年完成,エッフェル塔よりも多くの鉄骨が使われているそうです.
川というか...これは運河(Nord-Ostsee Kanal)なので,貨物船が多く通っています.
運河は,バルト海と北海を,ユトランド半島をショートカットして結び,鉄道同様に,物流として重要なルートです.
あのスエズ運河,パナマ運河に並ぶ,世界三大運河の一つらしく.びっくりです.
実はフレンスブルクに行くときも,めちゃくちゃ高い橋で運河渡るので,もう何度もキール運河を行き来していたことになります.
648がキールへ...車両がかなり小さく見えます.
キール,ノイミュンスター側は,土地に余裕があるのでループではなく,高架と盛り土でゆっくりと下っていきます.
また,貨物列車も通ります.
ちょっと歩いて...運搬橋の部分も見てみます.
運搬橋,世界で現存しているのはこのレンツブルクを入れてたったの8本!
しかも,鉄道が通っているのはここだけ.
この橋,どれだけマニアック要素を集めているのだろうか....
ただ,レンツブルクの運搬橋は,船との衝突事故で故障,残念ながら運休中なので, 今は船で渡ってくださいということらしいです.
対岸の小屋の方まで,上の橋から吊り下げたゴンドラが移動して,歩行者と自動車を運ぶ構造になっています.
ハンブルクからのRE7,フレンスブルク行きです.
また,648です.ちっちゃい.
まぁ,あとは列車を何本か見て,写真を何枚か撮って...
目的も果たせたので,駅に戻りますか...
駅の売店でせっかくなのでレンツブルクのポストカードを買って,ホームへ.
REでキールに帰ります.
帰りもループを登って...
街と走ってきたループ,運河を渡っていきます.
という感じで,畑の中を走ってキールに戻り,今日は終わりです.
で,ベルリンから帰ってきて,フーズム,リューベック,そして今週のフレンスブルクとレンツブルクのキール近場を回る週末が無事に終わり
来週はというと...
というか,3日後です,ドイツに来てまだ2ヶ月強,なのに,,,
ドイツを脱出
してしまう,Københavnの旅が始まります.
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